パーフェクト＆完璧、素晴らしいという言葉が二つは必要で、それらを合わせた「パーペキ」な出来というのが相応しい評価なんじゃね？
曽我部修司さん作画のコミック版は、ペルソナ３の一巻からずっと購入していますが、今巻は最高傑作の部類なんじゃね？
どんどん内容が進化してやがる……どうなっているんだ……(；`・ω・')

原作をそのまま違和感無くコミックにしている事も素晴らしいのですが、それ以上にコミックオリジナルシーンが超絶に上手くてももうね（*´д｀*）
雪子のマヨナカテレビを見た千枝と陽介の反応とか、シャドウに向き合った時の各々の心情とか、両親の都合で菜々子と似たような境遇だったはずの主人公だとか。特に主人公の“親が忙しい”という境遇については、ゲーム内では単にプレイヤーの分身だったから全く想像した事がなかったので、たった3コマですが結構衝撃的でしたね……。あと、鼻眼鏡のクマはさすがに笑わざるを得なかった(笑
削っているシーンはもちろん多々あれど、重要なシーンは絶対に外していませんし、メディアミックス展開で原作崩壊させてしまう輩はちょっと本作を見習って欲しい('・ω・`)ノ

それと、シリアスなペルソナ３に比べると、ペルソナ４は基本的に明るい展開が多いので、その分キャラクター達の表情豊かな面がコミックという媒体では多いに生かされて見応えがありましたね。
感情豊かにコロコロ変わる千枝の、大人しい清楚な雪子の、そして二人のシャドウの黒い表情が非常に映えておりました（*´д｀*）
あ、それと完二くん完二くん、この直人くん相手だと色々カンチガイしてしまうのも無理はないぜっ。

次巻は完二編になるのでしょうが、勿論コミックでシャドウ完二がどう描かれるのかも楽しみなのだけど、やはりゲーム内で唯一陽介がマジギレしたと思われるあの林間学校がどう描かれるかが楽しみでしょうがない(；´∀｀)
巻数を重ねる毎に進化しているコミック版ペルソナシリーズ。次回も楽しみにしております(`・ω・')ノ