第一期が放送された頃、ハルヒシリーズの魅力について、ハルヒ達が繰り広げるドタバタ劇を含めた学園生活の風景を、羨ましかったり懐かしく感じたりするという感想を幾つか見かけたのですが、今回はその感想がよく分かる回だったなぁ、と。

谷口と国木田がキョンと昼食を食べているシーンで、周りのカップルにイラつき、文化祭に対しても消極的でつまらなそうな谷口。自分から積極的に行動しないまま現状に対して文句を言うだけなのですが、確かに何かを起こそうとするとその分の責任を負わなければならず、結局消極的になってしまうのは少なくない事なのではないかと。
それに対して、やり方に関しては無茶な部分はあれど、退屈な日常から脱却しようと部活まで結成したのがハルヒで、そういう行動力と自ら作り出した充実した日常に対して、視聴者が魅力を感じるのは、確かにそうだなぁと感じました。

……まぁ、今編の『涼宮ハルヒの溜息』には全く関係無い話なんですけどね(；´∀｀)
前回に引き続き、今回もぶつ切りで終わったのはちょっと気になりましたが、特別違和感を持つ程でも無いので、これはこれで有りかなぁ、と。
それよりも、『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』を撮影している側を描写する、舞台裏を見る事の出来るこういう展開は、ベタですけどやっぱり面白いですよね。
見所となるのは次回からで、程よい完成度を貫いてくれるのを期待しております('・ω・`)ノ