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PS2版CLANNAD-クラナド- 考察2 本編シナリオ考察
以前の記事を書いてから幾星霜……いやマジで3年も経ってるとかありえねぇ(;´Д`)

時間の流れを痛感しながら、ともあれ一通り仕上げることが出来ました。またCLANNADに関しての理解度が深められて、かなり疲れましたが充実した思索の日々だったかと。
まだ考察の甘い部分もありますが、何か疑問点があれば指摘頂ければ助かります……。

ちなみに、アニメ版との設定のすりあわせは一切しておりません。
これはアニメ版への個人的な感想は関係無く、アニメ版で原作の設定が何処まで語られ、どこまで削られているのか、その辺りの描写が把握しきれていないためです。
なので、以下の考察では、アニメ版では語られていない原作のネタバレも沢山ありますので、原作未プレイの方はその辺りをお気を付け下さいm(__)m


◇“NEW GAME”

タイトル画面でNEW GAMEを選択してゲームを開始すると、プロローグとして、まず幻想世界の風景から始まります。
汐ルートENDを迎えると分かりますが、このゲーム開始時点で描写される幻想世界は、実は幻想世界XIIなんですね。

幻想世界XII より

…いい?
…きみは今から、この世界での意識を閉じるの…
…そうしてこの世界から去るの…
…そして…向こうの世界で、いろんな物事が始まる前の…大切な日に目覚めるの…
…ここは、その日がある場所なの…
…そこが、長い旅の果てに、辿り着いた場所なんだよ…

…でも、ここでの記憶は何ひとつ持っていけない…
…だから、またすべては同じ結果になってしまうかもしれない…
…けど、もし…助けたい人がいるなら…
…向こうの世界で光を探して…



幻想世界を旅した少女とガラクタ人形が辿り着いた場所は、現実世界でいろんな物事が始まる前の日、プロローグの坂道の下で朋也が渚に出会った日なのです。考察1の、現実世界と幻想世界の時間の流れは同期していない、というのはここに繋がります。
そして、ゲーム開始冒頭で流れるという事は、既に朋也は汐ルートを辿ってきたという事に他なりません。
つまり、CLANNADという物語の流れは、以下の通りになります。

[渚ルート]

[渚アフター]

[汐ルート]

[幻想世界I~XII]

ゲーム開始

様々なルートへ


渚と出会い、恋人となり、結婚して、汐を出産するも、渚は死亡。
その後、朋也は荒れる生活を送るも、古河夫妻の助けで立ち直り、汐と幸せな日々を送っていたが、結局二人は雪の降る街路で力尽きる。
汐は幻想世界に渡り、朋也の思いである光の球をガラクタ人形に宿らせる(汐ルートEND後の朋也がどうなったかは不明。この光の玉が幻想世界に渡った朋也自身であるという説も)。
ガラクタ人形は汐を現実世界に戻らせようと旅をするも、途中で力尽きる。しかし、その場所は現実世界でいろんな物事が始まる前の日だった。

この過程を経て、物語は“NEW GAME”されているのです。
朋也の光の球は、渚と初めて出会った日の現実世界に戻り、また新たに学生生活を送っていきます。


◇幻想世界の記憶

渚ルートで朋也と渚は、お互いに幻想世界の記憶を持っていました。
これは、朋也は幻想世界を旅してきたから。渚は幼い頃、瀕死の状態だった時に町に助けられて幻想世界と繋がったから、と考えられます。

だから、渚が創立者祭で幻想世界の演劇をした時、最後にだんご大家族を歌って朋也を呆れさせていましたが、幻想世界XIIの最後に汐が家族の歌=だんご大家族を歌った通り、渚のあの歌は正しかった訳です。
汐が幻想世界の意思となったのは、現実世界の時間軸では渚が幻想世界と繋がった時からずっと先の話になりますが、考察1にも書いた通り、現実世界と幻想世界の時間の流れは同期していないので、渚が幻想世界と繋がった時点で既に、汐とガラクタ人形の物語は“終わってしまっている出来事”と考えていいと思います。


◇町の奇跡と、その雫である光の球

CLANNADの世界には、奇跡と呼べるファンタジックな現象が、起こせるモノとして存在しています。
幻想世界や光の球に限らず、風子が生霊として存在していたり、相楽美佐枝ルートで志麻賀津紀が飼っていた猫が人間になっていたり、そういう非現実的な出来事が物語中に現れているのです。

相楽美佐枝ルート より。

僕は…
…人じゃなかったんだから。
いつか、還っていく存在なんだから…。
お守りの中の光は、とっくに願いを叶え始めてたんだ…。
僕がこうして、人として存在していることが、始まりだったんだ…。



この事から、志麻賀津紀の飼い猫が人間になれたのは、光の球が起こした奇跡なのでしょう。
光の球の正体は、町の意識=汐が、町の住人の幸せな光景を見て発生しているものなので、そんな奇跡の力を内包している光の球を生み出す町の意識=汐=幻想世界にも、現実世界の住人に対して奇跡を起こす力が備わっていると考えられます。
実際に、幼い頃に死亡しかけた渚を助けた例もあるので、風子が生霊として存在していた奇跡も、町の意識=汐が起こした奇跡、と考えられます。奇跡の力を持った町の意思から生まれた光の球に、その奇跡の力の一端が備わっている、ということですね。

そんな奇跡が起きる町が舞台になってはいますが、勿論全ての物事が奇跡で都合良く解決している訳ではなく、光の球も現在は朋也にしか見ることが出来ないようです。

宮沢有紀寧ルート より

【朋也】「でも、どうして、俺だけに見えたんだろう」
【宮沢】「そこまでは、わかりません」
【宮沢】「もしかすると、朋也さんは、特別なのかもしれませんね」
【宮沢】「いえ、違いますね。特別なのは、わたしたちのほうです」
【宮沢】「昔の人はそれを見ることができたんですから」
【朋也】「じゃ、どうして、見れなくなったんだろう…」
【宮沢】「それは…人の心が変わってしまったからではないでしょうか」
【宮沢】「もっと、この町を慈しむような心が必要なのかもしれません」
【宮沢】「もっと町と繋がりを持って暮らしていたなら、今でも、多くの人が見ることができたのかもしれません」
【宮沢】「昔と比べて変わってしまったこと…」
【宮沢】「それは、人が人だけで生きていると思い出したことですから」
【朋也】「思い上がりか…」
【朋也】「そんなの俺だって同じだ。そもそも俺はこの町を嫌っていた人間だぞ」
【宮沢】「そうなんですか?」
【朋也】「ああ…」
【朋也】「春原は別にしても、俺なんかより、おまえが見るべきだったと思う」
【宮沢】「では、どうしてなんでしょうねー」



人が人だけで生きている──つまり、神頼み等のような願い、人間には為し得ない奇跡の存在を、そんなものがある訳無いと、人間自らが放棄してしまっている状態なんですね。
勿論、朋也もそんな存在を信じていませんが、朋也だけが光の球を見ることが出来たのは、幻想世界を辿ってきた影響……もあるでしょうが、詳しくは後述で。


◇朋也が登り始めた長い、長い坂道

ゲームが開始された時点で、既に渚ルート、渚アフター、汐ルート、幻想世界I~XIIを辿ってきている、というのは前述の通りですが、そこから朋也はどのような道程を歩んで渚TrueENDに辿り着いたのか。
様々なルートを攻略して、幸せな風景を作り出して、光の球を集め──という流れは大方分かると思うのですが、問題となるのは、“どうやって朋也は世界を何度も繰り返して光の球を集める事が出来たのか?”ということ。
この問題は原作自体に明確な答えが示されておらず、人それぞれに解釈があるので、以下はあくまで私自身の解釈と捉えておいて下さい。


この件について一番悩んだのはやはり、朋也がどうやって世界を繰り返していたのか、ということ。
朋也が渚と出会った日に戻る事が出来たのは、あくまで幻想世界を旅した結果であり、各キャラルート攻略後に再び渚と出会った日に戻れたのは、一体どのような力が働いたのか?
それに答えが出せず、それなら様々な可能性の並行世界──朋也が幻想世界から渚と初めて出会った日に戻った影響で未来が分岐、様々な並行世界が生まれ、それぞれの世界の朋也が各キャラルートを攻略して(BADENDも含む)光の球が発生し、それを集めて渚TrueEND……なんて事も考えたのですが、これも想像が入りすぎて説得力が少ないです。並行世界説だと、渚TrueENDを迎えた時の長い旅が終わるうんぬんの台詞にも繋がりませんしね。

この問題を解き明かすヒントは、風子にありました。
正確には、渚ルート4/29での公子との会話です。この会話の中で、“光の球が一個以上あり、風子ルートをクリアしていると、風子のために光の球が消費される”というイベントが発生します。

このイベントを発生させるには、“各キャラルートを攻略して光の球を手に入れ”、“風子ルートを攻略する”という、最低でも二度は世界を繰り返さなければならないのです。

つまり、朋也が各キャラルートを攻略して光の球を手に入れると、そのルートでの経験や光の球は蓄積されたままで次の世界へ行く、ということです。美佐枝ルートでの彼女の光の球は、美佐枝ルートをクリアしてから智代ルートに入らないと手に入らない、という例もありますね。
そしてこれは、光の球自体は、世界を繰り返す、もしくは並行世界を飛び越える移動そのものに問題は無い、という事の証でもあります。これは考察1の、幻想世界(から生まれた光の球)が現実世界の時間と同期していない事に関係していると思われます。

ここで思い出して欲しいのが、考察1で書いた、“幻想世界のガラクタ人形に宿ったのは、現実世界の朋也の思いである光の球”だということ。
上記の通り、光の球自体は、世界を繰り返す、もしくは並行世界を飛び越える移動そのものに問題はありません。
つまり、“世界を繰り返していたのは朋也自身でも朋也の意識でもなく、ガラクタ人形に宿っていた朋也の光の球だった”と考えると、朋也がどうやって世界を繰り返していたのかが説明出来るのです。

汐ルートEND後、幻想世界の少女=汐は、幻想世界に生まれた朋也の思いである“光の球”をガラクタ人形に宿らせた。
ガラクタ人形は汐を現実世界に戻そうと旅に出るが途中で力尽きる。しかしその場所は、現実世界でいろんな物事が始まる前の日だった。

そして、ガラクタ人形に宿っていた朋也の光の球は、現実世界で渚と初めて出会った日の朋也に宿った。
その光の球は、各キャラルートENDで光の球を手に入れると、その光の球を引き連れて、あるいは光の球を補完出来る場所(タイトル画面の木の下など)に置いておいて、もう一度渚と初めて出会った日に戻る。戻るのは光の球だけなので、各キャラルートで朋也と一緒に幸せになったヒロイン達の風景は、その世界では崩れない。
光の球が経験してきた事柄は、幻想世界が関連している物事についてだけ、朋也自身にも蓄積される。幻想世界の記憶を持っていたり、町の奇跡によって生まれた風子の存在や志麻賀津紀の願いを、他のルートで薄らと覚えていたりするのはこのため。


これを何度も繰り返し、奇跡の力を持つ光の球が渚を救える程集まると、そこで初めて渚TrueENDの道が開かれるのです。
だからこそ、

ああ…
今、終わる。
町の思い(光の球)に連れられて…
その(何度も世界を繰り返してきた)長い、長い旅が。



という最後の台詞に繋がるのだと思います。


……と長々と説明を続けてきましたが、これはあくまで私の解釈で、原作自体に明確な答えも無いので、とりあえず、様々なルートを攻略して光の球を集め──という朋也の行動さえ理解出来ていれば問題無いと思います。


◇渚が助かったのは、奇跡ではない

渚が死亡しない渚TrueENDを迎えるためには、光の球が必要になります。
それはつまり、光の球の奇跡の力によって渚を助ける訳ですが、一つ注意したいのは、渚が死亡した直接の原因は“体調を崩したまま出産したから”なんですね(渚が死亡した事に関しては、幻想世界と関連付けての解釈も幾つかあるのですが、とりあえず私の解釈はコレということで)。
もし渚が妊娠していなかったら、例年通り体調を崩す事はあっても、死亡するまでの事態にはならなかったはずなのです。
逆に言えば、その体調不良で死亡しないギリギリまで体調不良を緩和した事こそが、光の球の奇跡だった、と考えられます。

そもそも、渚はどうして体が弱く、体調を崩しやすいのか?
それは幼い頃、瀕死の状態だった(既に死亡していた?)時に町=幻想世界と繋がり、その奇跡の力で助かった事が影響しています。
幻想世界と繋がった事で助かった渚ですが、その幻想世界自体が、町そのものと住人の意識が変化していくことで、必要とされなくなってきているのです。
人が町との繋がりを無くし、自然の破壊などによる町=幻想世界の“変化”が、渚自身の体調にも関わっていたのだと思われます。

町=幻想世界には奇跡を起こす力がありますが、その力がほとんど失われている状態(人が町との繋がりを無くして、認識しない、認識出来ない状態で関与出来なくなっている?)で、そもそも渚自身の体調不良は幻想世界に繋がっていることが原因なので、渚が汐を出産して死亡してしまった結果から、町=幻想世界の奇跡では渚を助けられなかった、と考えられます。
そこで必要となったのが、町=幻想世界の奇跡の力を内包した“光の球”

朋也が集めた光の球の正体は、町=幻想世界の意識=汐の意識が、現実世界の人の幸せな風景を見た時の思いが現れた物です。
幸せな風景を見た時に現れる。言い方を変えれば、現実世界に現れた光の球は人の幸せを望んでいる、と言い換えることも出来ると思います。
実際に、渚ルート4/29での公子さんとの会話の中で、“光の球が一個以上あり、風子ルートをクリアしていると、風子のために光の球が消費される”というイベントが発生しますが、この消費される光の球は、風子ルートを攻略して手に入れたもの、つまり“風子の幸せを願って現れた町の思い”が風子のために使われる訳ではなく、どのルートで手に入れたものでも風子のために使われます。(そもそも、風子ルートを攻略しても光の球は発生しませんが、それは既に風子ルートのエピソードで風子を復活させるために使われた?)
その事から、“幸せな風景を見て現実世界に現れた光の球自体は、その幸せな風景を作り出した特定の誰かを対象とするのではなく、純粋に町の住人の幸せを願い、出来うる限りその手助けをする”という性質があると考えていいと思います。

以上のことから、幻想世界と繋がっていることが体調不良の原因である渚を助けるためには、同じく幻想世界から生まれた光の球の奇跡の力による後押しこそが必要なのです。
それぞれのルートを攻略して、幸せな風景を作り出して生まれた光の球。それは、町の住人の幸せを願う、町の思いの結晶。
朋也が集めた、その沢山の光の球の“人を助けようとする”奇跡の力によって、渚は出産時に幻想世界と繋がっていることが影響している体調不良を緩和することが出来たのですね。

確かに、渚が助かったのは奇跡の力の後押しによるものなのですが、そもそもCLANNADという舞台に奇跡の力がある事は前提条件なので、どうやってその力が発揮されたのか? ということが問題になります。
渚が助かったこのTrueENDは、単なるご都合主義や、幾つもの可能性がある並行世界の中の一つなどではなく、現実世界に現れた光の球=町の思いが、町の住人を助けようとしたという、それだけの話なんですね。幻想世界からは奇跡を起こせる状態ではなかったので、朋也が光の球を集めてそちらから渚を助けた、と。

渚エピローグ より

【渚】「もし…」
【渚】「町に人と同じように、意志や心があるとして…」
【渚】「そして、そこに住む人たちを幸せにしようって…」
【渚】「そんな思いで、いるとしたら…」
【渚】「こんな奇跡も、そんな町のしわざかもしれないです」
いや…奇跡はこれからたくさん起こるのだろう。
そんな気がしていた。
【渚】「でも、それは奇跡じゃないですよね」
【渚】「町を大好きな人が、町に住み…」
【渚】「人を好きな町が、人を愛する…」
【渚】「そんな、誰にでもある感情から生まれるものです」
【渚】「この町だけじゃないです」
【渚】「どんな町だって、そうです」
【渚】「わたしたちは町を愛して、町に育まれてるんです」
【渚】「そう思います」

【朋也】「なぁ…」
【朋也】「町は、大きな家族か」
【渚】「はい。町も人も、みんな家族です」
【朋也】「そっか…」
【渚】「だんご大家族です」
ああ…そうか。
そうだったのか。
渚はもしかしたら、出会った頃から…
いや、もっと昔から気づいていたのだろう。
だから、渚は誰も嫌いにならない。
誰のためでも、一生懸命に頑張る。
それは、家族だからだ。



渚は、町も人も全部合わせて“家族”だと認識していたから、誰も嫌いにならず、いつもどうにかして力になろうとしていた。
だからだんご大家族が好きだし、家族だから相手を思いやり、愛する。人が相手でも、町が相手でも、それは一緒。
そんな渚の思いに、町の思いの結晶である光の球も応えたという、渚が助かった奇跡の力の発現は、そんな相手を思いやる感情から生まれたものなのです。

そして、朋也が長い旅を終え、ついに渚が助かったこの結末に、幻想世界から汐が最大限に祝福したのが、現実世界に沢山の光の球を舞わせること。
光の球の正体は“想い”。朋也がたくさんの光の球を集めて渚を助けたように、汐もたくさんの光の球を現実世界に舞わせて、この渚TrueENDを祝福したのではないかと、そう思います。


◇風子の特性、木の下で寝ていた少女の正体

エピローグで風子と公子が会話している中、風子が“可愛い匂い”がするといって、木の下で寝ている少女を発見します。
この可愛い匂いというのは、汐ルートで汐と遊んだ時に記憶したものだと思われます。

汐ルート より

【風子】「というわけで、汐ちゃん、さようならです」
【汐】「うん、さようなら」
【風子】「外で会っても、声かけます」
【汐】「うん」
【風子】「もう、汐ちゃんの匂いまで記憶したので、近くにいたらわかります」



しかし、風子が“可愛い匂い”を覚えたのはあくまで汐ルートであって、渚TrueEND後のエピローグでは二人はまだ出会っていないのに、何故“可愛い匂い”を覚えていたのでしょうか?

このエピローグが実は汐ルートEND後の続きだった、という説もありますが、この時の風子は汐の名前を知らないので、これは違うと思います。
渚TrueEND後とエピローグの間に、汐と風子が出会っていたという説も、風子が汐を覚えていないという理由で却下。

では、何故風子が汐の“可愛い匂い”を記憶していたのかといえば、朋也や渚が幻想世界の記憶を覚えていたように、“幻想世界と繋がっていた影響”と考えられます。
幻想世界による奇跡が発現する町が舞台なので、風子が生霊となっていたのはこの奇跡のおかげでしょうし、風子が復活したのも“光の球”の奇跡によるものです(渚ルート4/29での公子さんとの会話の中で、風子のために光の球が使用されないと、アフターストーリーで風子が登場しない)。

木の下で寝ている少女に関しては、『CLANNAD Official Another Story 光見守る坂道で』で、この少女は渚TrueEND後の汐が、ある日神隠しに遭い、この木の下で発見されたと描かれています。
しかし、エピローグ後のタイトル画面に現れる少女が幻想世界の少女だということを含めると、“渚TrueEND後の汐に、幻想世界の意識となった汐が繋がった”と考えられます。だから、汐ルートで汐=幻想世界の少女の“可愛い匂い”を記憶した風子が反応したんだと思われます。

エピローグ より

    楽しいことは…
 …これから始まりますよ



物語を締めくくるこの最後の言葉は、汐ルートでは救われない最後を迎え、幻想世界でもずっと一人ぼっちだった幻想世界の少女=汐に向けて、同じ幻想世界に繋がっていた友達である風子からの、歓迎の言葉だったのでしょうね。



PS2版CLANNAD-クラナド- 考察1 幻想世界考察 に戻ります。

【2009/03/23 03:21】 旧ブログ記事 | TRACKBACK(0) | COMMENT(14)
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この記事に対するコメント
読むのに10分ぐらいかかったww
そんなに風子のことが気になるなら、全身解剖して調べてくださいっ > <


「僕」が造ろうとした友達は春原のことだっていう説もありますね…


アニメ的考察(ひらがなみっつでことみの平行世界説)が中途半端でしたからね(´・ω・`)


DVD特典は何やりますかね?杏&椋ルートや、勝平の完全シカトはするはずがないと思いたい…


みさき樹里さんの光坂のマンガは買いですかね…その気になればアニメを光坂でもう1クールぐらいできそうですけどね



( || )( || )( || )



汐の七五三姿には涙が止まらんかったですよ(ρ_;)



俺も智代アフターやりながら、はぐれさんの考察踏まえてもっかい原作CLANNAD一回りしてきます(´∀`)
【2009/03/23 22:51】 URL | かわばン #- [ 編集 ]
頑張りますた(><
まぁ、原作オンリーなので需要は少なそうですが、自分の考察も深めることが出来て良かったですm(__)m

>「僕」が造ろうとした友達は春原のことだっていう説もありますね…

アニメ版では全キャラクターと交流を持っていますが、原作のアフターで一番信頼度が高いのは春原なので、確かにその説は間違いではないでしょうね……うーん、その発想は無かったので、なかなか興味深いです。


第一期DVD最終巻に収録されていた智代編は、智代アフターの前座なんでしょうかね?
CLANNAD放映直後、何故か智代アフターで検索してきた方が多いのですが……はてさて。
杏ルート再現は……修羅場展開入るので、第二期のあんな大団円の後に収録されるのは、非常にどうかと(^^;
光坂については、OVAとかで展開される可能性はありますね~。

原作で見られなかった汐の姿は、非常によろしかったと思います(><
【2009/03/25 02:18】 URL | はぐれ #US7Is6OM [ 編集 ]
全部読ましていただけました

アニメ版だけを見たんですが、いろいろ不明な点も多かったので読ませて頂きました

わからなかった事が解決しました

ありがとうございます
【2010/01/04 14:36】 URL | うんた #j/FnetGM [ 編集 ]
ありがとうございます
アニメ版は良作ではありますが、原作が膨大なボリュームなので、アニメでは描かれなかったシーン、謎が説明されなかったシーンも多々あるので、この機会に是非原作の方もお勧めしておきますm(__)m
【2010/01/05 02:25】 URL | はぐれ #US7Is6OM [ 編集 ]
アニメ2周目しました
このブログを拝見したあとに見ると また違って見えました
各話のタイトルのが出る時の木の下に光があることに気がつきました
このブログを見ていたおかげで増えていく謎も理解しながら見れたのでよかったです
言葉だけ聞いても頭にイマイチ入らないタイプなんで理解した上での最終回はとても感動しました
ありがとうこざいます
【2010/01/07 02:03】 URL | うんた #uFPJKtkk [ 編集 ]
返信が遅れてすみません
ここの記事が役に立てていられれば、嬉しい限りです。
アニメ版はアニメ版で、原作とは違う独自の設定になっている部分もある感じなので、そちらの方も注目してみると面白いかも、です…。
【2010/01/16 00:13】 URL | はぐれ #US7Is6OM [ 編集 ]
はじめまして
自分のCLANNADの考えを深めようと思い、読んでみました。
また考えをまとめてみようと思いました
ありがとうございました
【2010/06/17 19:09】 URL | 汐風 #- [ 編集 ]
初めましてー
ありがとうございます。ここの考察はかなり力を入れたので、参考にして頂けると嬉しいですね。
まぁもちろん、ここの考察もあくまで一つの見解なので、自分なりに出した解釈を答えにして貰えれば良いと思いますm(__)m
【2010/06/17 20:55】 URL | はぐれ #US7Is6OM [ 編集 ]
ゲームはPSPでもいいでしょうか? PSPでもクラナドの世界がわかりますか?  それともPS2とかですか?
【2010/06/28 16:02】 URL | 古河渚~ #- [ 編集 ]
個人的には…
PS2版やxbox360版などの、据え置き機で腰を据えてプレイするのが一番だと思います。
勿論それは些細な事で、PSP版でもあまり問題は無いと思いますが……PSP版はUMDが二枚組なので入れ替えが面倒なのと、確かPSP版では容量の問題で削られたシーンが幾つかあるといった話を聞いた覚えが。
いろいろ検索してみても、シナリオがカットされたという話は見かけないので、これはデマの可能性もありますが、PSPに拘る理由が無いのならPS2版やXbox360版を購入した方が安心かと思われます。
【2010/06/29 23:41】 URL | はぐれ #US7Is6OM [ 編集 ]
渚エピローグの光の玉について
渚エピローグにたくさんの光が舞っているのが幻想世界からの汐の祝福だとしたらここで生まれている汐は何でしょうか?
【2011/04/03 02:30】 URL | ポピ #- [ 編集 ]
これまでいくつも考察サイトを読み漁っていましたが、このサイトで納得できたことも多く、とても助かりました。
自分もゲームスタート前に渚&汐編を体験している、と思ってたのですがそういっているサイトもあまり無く、ここで確信をもてました。本当にありがとうございます。
【2011/06/20 01:54】 URL | 名無子 #- [ 編集 ]
読ませていただきました。
他のCLANNAD考察では想像や思い込みで補完している方がほとんどでしたが、はぐれさんの考察はとても慎重に一つ一つ根拠を照らし合わせているので、とても信頼性が高いと思います。
この考察は限りなく正解に近いのではないかと思います。
【2011/10/21 20:09】 URL | a #- [ 編集 ]
返信が遅れに遅れて申し訳ありませんorz
>ポピさん
汐ルート後に幻想世界に渡った汐は、もう既に街の意識となっているので、渚エピローグで生まれた汐とは別人、ということですね。
ただ、考察の最後に書いてある通り、汐ルートの汐と渚エピローグの汐は、最後のエピローグで同化した、的に考えて良いのではないかと。。

>名無子さん
>aさん

ありがとうございますm(__)m
私自身、幾つか他の考察サイトさんを巡ったのですが、あまり同じような考察に出会えなかったので、こうして評価して頂けれるのは嬉しいですね~。
【2012/09/18 18:53】 URL | ジン(旧HN:はぐれ) #US7Is6OM [ 編集 ]
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